ラブ・マスター？ 【ラブレッスン番外編】

気持ちを伝える




そう決心がついてから心が幾分軽くなった。




由宇さんに俺の気持ちが何ひとつ伝わらないまま終わらせようとしてたなんてホントどうかしてた。




ずっと探してた由宇さんに再会できただけでいいなんて、
由宇さんが幸せであればいいなんてそんなのただのキレイ事に過ぎなかったんだ。




怖くないと言ったら嘘になる。




また拒絶されたらと思うと、怖いに決まってる。




だけど素直に伝えるって決めたんだ。





決意が鈍らない内に今日の帰りにでも由宇さんを待ち伏せするか？






問題は由宇さんが俺を避けずに話を聞いてくれるといいんだけど。