ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
『え?何て?』




「由宇の言う通りだなって言ったの」



なんてホントは嘘だけど。



ホッとしたように笑う顔もすげー可愛いく見える。




「休みの日はできるだけ一緒に過ごそう?

外せない用事がないかぎり休日の予定は全部俺にして欲しい」





お願いした俺に、コクリと頷いてまた笑った。





もう少しだけ身を乗り出して、そのまま顔を傾けてキスをした。





少しだけ触れるだけの軽いキスをしてすぐに離れる。



『ちょっと!ここ人たくさんいるのにっ』




「約束のキス」




「〜っ。今度からは人前では禁止ねっ」





ちょっと睨みながらも簡単に許してくれる。






これからたくさん色んな所を知っていきたい。




そう思えた休日デートだった。




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