ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
『歩は?彼女と初詣とか行かないの?』
ドア横の壁に寄りかかり腕を組みながら突っかかるような口調で聞いてくる。
「彼女なんていないし、明日マサと日中に行くんだよっ。」
姉貴に絡まれる理由がわからずにムッとした俺は強い口調で言い返した。
『彼女はいないって、じゃあさゆりちゃんは?歩にとってさゆりちゃんは何なの!?』
さゆり?……って……
「誰だよそれ?」
『私のバイトしてるコンビニで働いてる子だよ。歩の1コ上の高校生。』
「知らねーよ、さゆりなんて子。姉貴のバイト先の子と俺に何の接点があるんだよ。意味わかんねー。」
そう言った俺に姉貴は感情のない声でボソリと言った。
『歩は知らない子とホテルとか行けちゃうんだ。名前もわからない子とそういう事できちゃうわけだ。』
そこで姉貴が俺に文句言いたい内容が何なのかわかった。
きっと俺と姉貴が姉弟だってわかったさゆりって子が俺と関係持ったって言ったに違いない。
それで付き合ってもないのにそんな事するなって言いに来たんだろ?
ドア横の壁に寄りかかり腕を組みながら突っかかるような口調で聞いてくる。
「彼女なんていないし、明日マサと日中に行くんだよっ。」
姉貴に絡まれる理由がわからずにムッとした俺は強い口調で言い返した。
『彼女はいないって、じゃあさゆりちゃんは?歩にとってさゆりちゃんは何なの!?』
さゆり?……って……
「誰だよそれ?」
『私のバイトしてるコンビニで働いてる子だよ。歩の1コ上の高校生。』
「知らねーよ、さゆりなんて子。姉貴のバイト先の子と俺に何の接点があるんだよ。意味わかんねー。」
そう言った俺に姉貴は感情のない声でボソリと言った。
『歩は知らない子とホテルとか行けちゃうんだ。名前もわからない子とそういう事できちゃうわけだ。』
そこで姉貴が俺に文句言いたい内容が何なのかわかった。
きっと俺と姉貴が姉弟だってわかったさゆりって子が俺と関係持ったって言ったに違いない。
それで付き合ってもないのにそんな事するなって言いに来たんだろ?