ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
蹴飛ばした時に鞄から飛び出た中身を拾いながら、姉貴は口を開いた。
『さゆりちゃんはね、初めて会った人とどうこうなっちゃうような事するような子じゃないよ。
歩、さゆりちゃんがどんな感じの子だったか思い出せる?』
今まで関係を持った女の顔なんて覚えてるわけもなかった。
みんな濃い化粧をして、制服はパンツが見えるくらい短いスカート。
私服だって肌を見せるような露出した服。
そんなのばかりが寄ってきてた記憶しかない。
『“素の私だと相手にしてもらえなかったから、結城くんの好みに合わせてやっと一緒にいてもらえたんです”って、さゆりちゃん悲しそうに笑いながら言ったよ。
歩、さゆりちゃんと何度か会ってるんだよ。それすら気付いてないんでしょう?』
何度か会ってるって一体どこで?
姉貴の言葉になんでか動揺していた。
『さゆりちゃんはね、初めて会った人とどうこうなっちゃうような事するような子じゃないよ。
歩、さゆりちゃんがどんな感じの子だったか思い出せる?』
今まで関係を持った女の顔なんて覚えてるわけもなかった。
みんな濃い化粧をして、制服はパンツが見えるくらい短いスカート。
私服だって肌を見せるような露出した服。
そんなのばかりが寄ってきてた記憶しかない。
『“素の私だと相手にしてもらえなかったから、結城くんの好みに合わせてやっと一緒にいてもらえたんです”って、さゆりちゃん悲しそうに笑いながら言ったよ。
歩、さゆりちゃんと何度か会ってるんだよ。それすら気付いてないんでしょう?』
何度か会ってるって一体どこで?
姉貴の言葉になんでか動揺していた。