ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
『は?お前そういうことは先に言えよっ!俺の願い事はどうなるんだよっ!』
「残念な結果になるかもな〜。」
単なる俺の思い付きで言っただけなのに、ムキニなって突っ掛かってくるマサ。
それがおかしくて笑いながら答えていると、
『歩にマサじゃん!』
と声がした。
声のする方を二人で振り返り見てみると、クラスメート数人の姿。
その近くには見覚えの無い女達が数人。なんだかフケて見えなくもない。
声をかけてきた奴が駆け寄ってきて、俺とマサの間に割り込み肩を組んでくる。
『今そこで声かけられたんだ。オネーサマ達が奢りカラオケ連れてってくれるってさ!おまえらもどうせ暇だろうし来るだろ?』
昨日までの俺だったら、
行くっていってたんだけど。
「俺はパス。今年は落ち着こうって決めたから。じゃあ新学期に学校で会おうな。」
そう言って肩に置かれた手をよけて、女達のいる場所とは反対方向へと歩き出した。
決めたんだ。
もうそういうのは止めるってさ。
さっきも賽銭投げ入れて“弱い自分に負けませんように”って願掛けもしたし。
「残念な結果になるかもな〜。」
単なる俺の思い付きで言っただけなのに、ムキニなって突っ掛かってくるマサ。
それがおかしくて笑いながら答えていると、
『歩にマサじゃん!』
と声がした。
声のする方を二人で振り返り見てみると、クラスメート数人の姿。
その近くには見覚えの無い女達が数人。なんだかフケて見えなくもない。
声をかけてきた奴が駆け寄ってきて、俺とマサの間に割り込み肩を組んでくる。
『今そこで声かけられたんだ。オネーサマ達が奢りカラオケ連れてってくれるってさ!おまえらもどうせ暇だろうし来るだろ?』
昨日までの俺だったら、
行くっていってたんだけど。
「俺はパス。今年は落ち着こうって決めたから。じゃあ新学期に学校で会おうな。」
そう言って肩に置かれた手をよけて、女達のいる場所とは反対方向へと歩き出した。
決めたんだ。
もうそういうのは止めるってさ。
さっきも賽銭投げ入れて“弱い自分に負けませんように”って願掛けもしたし。