春はすぐそこ。
摑みかかられ、頬に一発平手が飛んでくる
終いには突き飛ばされた

見物人もざわざわし始める

見てないで止めてよ…

今の状態で抵抗する気なんて全く起きない

「ふざけんなよ…あのガキのせいでなんで私まで!!!」

「子供のせいにしないで。自分のことでしょ?」

少なくとも、ヨシカズ君はあなたのこと好きだし、必要としていると思うよ。

「おい、もういくぞ。」

運転席から男が声をかけた

私のことを睨みつけながら車に乗り、去って行った
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