春はすぐそこ。

「お母さんあんなに優しいのに、古川こそ冷たい性格してるんじゃない?」

「お前ほど冷たくねぇよ?」

「私は興味ないことが多いの。冷たいとかじゃない。」

「どっちかっていうと冷めてんだな、」

あー言えばこう言うで拉致があかない。

「怒んなよ。」

「別に怒ってない。」

「まぁいいけどさ。俺も風呂入ってくるわ。ちょっと待ってろ。」

「うん。」

そういって古川が部屋から出ていった。

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