春はすぐそこ。
▲3

目がさめると、なぜかベットの上


「あれ、いつ移動したっけ…」

ぼんやりと周りを見渡すと、床に古川が寝ている

とりあえず本人を起こそう

なんで人のベットで私が寝るんだ

本棚の時計を見れば明け方の4時だった

「古川、ごめん、勝手にベットで寝てた。」

爆睡中に悪いと思いつつ、起こした

ひとまず自分と古川の場所を交換しようーー。

「なんだよ…そのまま牧野がベット使え…」

眠そうにイライラしながら答えられる

「いいから。私と場所交換して。」

「…ちっ…。」

なぜか舌打ち
するとむくりと起き上がってベッドの方に向き直った

ようやく起きたと思い、ベットから降りようとすると、

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