春はすぐそこ。

がっちりと両手首を掴まれ、

「え、ちょっと…??」


ぐるりと視界が回ってあっという間にベットに横になっている


しかも古川が隣に寝ている


ちょっと待って、これは勘弁して。

「古川、腕重いっ、話して!」

「うるせぇ、寝てろ。口塞ぐぞ…」

どうやら寝起きは最高に悪いようで

寝息を立てて寝てしまった
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