春はすぐそこ。

「お前、寝坊とはいい度胸してんな。」

「ごめん…」

「珍しく素直だな。具合でも悪いのか?」

「そんなんじゃなくて、寝坊しただけ。」

「そうか。」

仕事中、お互い作業をしながら会話をしていた。

「花ちゃん、ちょっといいかしら?」

店の奥からオーナーに呼ばれた

「はい、」

遅刻したこと怒ってるのかな…

半分怒られるのを覚悟でオーナーの元へ向かう
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