嘘つきな君と私



ただ卒園間際の時、京介は名古屋に引っ越すことになってしまった。



お別れ会の日、私は号泣してしまって京介に何も言えなかった。



担任の先生がこっそり先生たち専用の部屋に連れて行ってくれたことを覚えてる。




それ以来京介とは会うこともなく私は小学校にあがり、一年二年と大きくなるうちに京介のことは忘れてしまった。





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