風に吹かれた奇跡
プロローグ
キーコ キーコ キーコ
夕焼けに染まった空の中、2つのブランコの音が公園に響く。
「ブランコたのしいねぇ!」
「そうだねぇ、だいちゃん!」
「みぃ、そのようふくについてるのなに?」
「これー?」
「それ!」
「これはねぇ、ナデシコっていうおはなのブローチだよ!だかしやのところのおばあちゃんにもらったの。」
「へぇ。」
「かわいいでしょ?」
「うん。かわいいね。」
「ナデシコのはなことばはね、『じゅんあい』っていうんだって!おばあちゃんがいってた!いみはよくわからないけど………。」
「いいなぁ。ぼくもほしい!」
夕焼けに染まった空の中、2つのブランコの音が公園に響く。
「ブランコたのしいねぇ!」
「そうだねぇ、だいちゃん!」
「みぃ、そのようふくについてるのなに?」
「これー?」
「それ!」
「これはねぇ、ナデシコっていうおはなのブローチだよ!だかしやのところのおばあちゃんにもらったの。」
「へぇ。」
「かわいいでしょ?」
「うん。かわいいね。」
「ナデシコのはなことばはね、『じゅんあい』っていうんだって!おばあちゃんがいってた!いみはよくわからないけど………。」
「いいなぁ。ぼくもほしい!」
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