風に吹かれた奇跡
Letter.11
今日は美羽が東京に来る日。
急に会いたいって言われた時はびっくりした。あれから、いつとかどうするとかも手紙で全部やり取りして今日になった。
東京駅で美羽を待つ。
会うのは初めてだけど写真で顔も見たし、手紙でずっとやり取りしていたから緊張なんてしなくていいはずなのに
.....めちゃくちゃ緊張してる。
「あの、大樹くん...ですか?」
「あ、そうです。」
振り返ると、美羽がいた。
写真で見るより全然可愛い。
「よかったぁ。違う人じゃなくて。っていうか東京って人多くないですか?」
性格もちょっと天然はいってる。
「そうかな。これくらいは普通だけど。」
「東京ってすごい。あ、どこ行きます?」
「どこでもいいよ。美羽の行きたいところところ行こ。あと、敬語なしね。」
「あ、ついつい使ってました。」と言いながらまた敬語を使う美羽がすごく可愛く見える。
急に会いたいって言われた時はびっくりした。あれから、いつとかどうするとかも手紙で全部やり取りして今日になった。
東京駅で美羽を待つ。
会うのは初めてだけど写真で顔も見たし、手紙でずっとやり取りしていたから緊張なんてしなくていいはずなのに
.....めちゃくちゃ緊張してる。
「あの、大樹くん...ですか?」
「あ、そうです。」
振り返ると、美羽がいた。
写真で見るより全然可愛い。
「よかったぁ。違う人じゃなくて。っていうか東京って人多くないですか?」
性格もちょっと天然はいってる。
「そうかな。これくらいは普通だけど。」
「東京ってすごい。あ、どこ行きます?」
「どこでもいいよ。美羽の行きたいところところ行こ。あと、敬語なしね。」
「あ、ついつい使ってました。」と言いながらまた敬語を使う美羽がすごく可愛く見える。