風に吹かれた奇跡
「うわぁ。美味しい!!」
注文したパフェを見て美羽は目をキラキラさせている。

今は喫茶店にいる。

今は午後2時半。ずっと洋服みたりアクセサリーみたり...とりあえずたくさん店まわった。

「美羽。次どこ行く?」

「えぇー。買いたいもの全部買ったしなぁ。杏ちゃんのお土産も買ったし。他に行きたいところかぁ。.....あっ!大樹くんの育った街!」

「は?」
俺の育った街?

「そんなのでいいの?」

「そこ行きたい!」

「...わかった。」

「よし!早く食べ終わんないと!」
そう言って嬉しそうな顔をしながらまたパフェを食べ始めた。
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