風に吹かれた奇跡
家について着替えて家を出た。

ばあちゃんの家は電車で5駅の街にある。一応ばあちゃんに何かあったら大変だから近めの場所にしたんだ。

マンションの階段を降りて出ようとしたらちょうど配達員が俺の家のポストになにか入れてた。

まさかと思って見てみると案の定、美羽からの手紙だった。

「電車の中で読もう。」

バックの中にしまって急いで玄関を出た。

このまま走り出してしまうんじゃないかってくらい早く歩いて駅に向かった。
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