ずっとずっと、キミとあの夏をおぼえてる。
もちろん、一試合一試合、真剣に見ている。
でもやっぱりスコアラーとしては冷静さが足りないかも。
「真田くん、応援席に行かなくていいんですか?」
「うん。今日はこっそり見に来ただけだしね、それに、波多野さんと一緒に見たい」
彼の言葉に、ドキッとしてしまう。
急に恥ずかしくなってグラウンドに視線を移すと、丁度四番バッターがホームベースを踏んだところだった。
それからいい流れに乗った桜花は、ヒットが続きあっという間に四得点。
「よし」
隣で真田くんが応援しているので、私もいつの間にか桜花の一員のような気分になり、一喜一憂していた。
「わー、またヒット!」
いつの間にかテンションが上がり、真田くんとハイタッチまでしてしまう。
そのとき、ふと大河の顔が頭をよぎった。
あんなにイヤな顔してたのに、またやってしまった……。
でもやっぱりスコアラーとしては冷静さが足りないかも。
「真田くん、応援席に行かなくていいんですか?」
「うん。今日はこっそり見に来ただけだしね、それに、波多野さんと一緒に見たい」
彼の言葉に、ドキッとしてしまう。
急に恥ずかしくなってグラウンドに視線を移すと、丁度四番バッターがホームベースを踏んだところだった。
それからいい流れに乗った桜花は、ヒットが続きあっという間に四得点。
「よし」
隣で真田くんが応援しているので、私もいつの間にか桜花の一員のような気分になり、一喜一憂していた。
「わー、またヒット!」
いつの間にかテンションが上がり、真田くんとハイタッチまでしてしまう。
そのとき、ふと大河の顔が頭をよぎった。
あんなにイヤな顔してたのに、またやってしまった……。