冷めた心に、暖かい日差しを...




暫くして、朝食が来たけど 食べる気が起きなかった。




隠し持っていたビニール袋に
器に入っていた物を全て入れて 廊下のゴミ箱へ捨てた


残すとやたら面倒臭いことになるから。





そんな私は、可笑しいと思う?



どう思われようが、興味無いけど
私は 別に生きたくない...じゃなければ


自殺なんて行為をしない。





3年前、中学の終わりに屋上から飛び降り
傷だらけになった私を、この病院に運ばれ
手術が行われ 一命を取り留めた。





数日が経った頃に、私は意識を取り戻した


天井が真っ白で薬品の香りがする事で
この場所は 病室だとわかった




目だけで周囲を見渡すと 隣に私の担当医となった鏡御先生がいた。




彼と目が合い、私が起きていることに気付いた




「おはよう、気分はどう?」




そう言われても、全身包帯が巻かれていて
尚且つ 身体中が痛かった




まぁ、自業自得だけど。






「良い訳ないよな...俺は、鏡御 薫風。」





と、優しく言葉を交わしてくれた。






そして 3週間が経った頃


少し体が痛むけど、動かせるまでに回復した私は 異常がないか様々な検査が行われた。




その時、私の体は健康体ではない事を知られた、喘息と心臓病を持っている事を...





そんな状態の私を 怪我が治っても退院なんて出来るわけもなく 現在(いま)も入院が続いている。






鏡御先生に、等々嫌われてしまった
別に 悲しくなんてない




理由は、私にあるのだから。





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