冷たい彼に恋をしました。。
「何?どうしたの?」



「廉くんが、いないと寝れないよ。

一緒に寝たいな。駄目?」



ーーーーーーーーー☆廉side☆


突然、寝てる俺のとこに着たのは、素足を晒し、頬を染め瞳を潤ませた陽菜だった。


しかも、俺が、いないと、寝れないとか言うし、しまいには一緒に寝たいとか言うし、何これ。

やば………可愛すぎる。


人がせっかく、我慢してんのに。



「俺、一緒に寝たら我慢出来ないかも。


嫌だろう?」



俺の言葉の意味を理解すると、陽菜の顔が赤くなる。



本当、可愛すぎる。



「嫌ぢゃないよ。


私、廉くん信じてるから」



まぢかよ。



信じてる言われたら、何がなんでも我慢しなきゃ、と俺は理性を保つ。


「わかった、ぢゃあ寝ようか」


俺は、ベットの部屋に陽菜を連れて歩き出す。



陽菜の手が少し震えてるのに気づき、きゅっ、と握り返した。
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