冷たい彼に恋をしました。。
深夜、2時頃。


なんだかんだ、隣にいる陽菜が気になって寝れず、ようやく、ウトウトし始めた時…………



「……ぃゃ。助けて。

やめて。」



突然、寝ていた陽菜が泣き出した。



抱き締めると身体が震えてたいた。


目に涙を溜めた陽菜と、視線が絡まる。



「陽菜、大丈夫だから。俺が、守るよ」



俺が、背中を擦ると幾分安心した様だ。


「廉くん。

あのね。」



なんだ?モジモジし始める陽菜に首を傾げる。


「キスしてほしいな」



いや、キスなんてしたら理性を抑える自信ねぇよ。



「いや、キスはまずいかな。俺、今理性と戦ってるから」



俺の言葉に、首を傾げる陽菜。



何その仕草。わかんねーのかよ。



「キスしたら、我慢出来なくて陽菜に嫌がることしちゃうかもだから。」



そう言うと赤くなる陽菜が、可愛すぎる。



俺、今夜寝れねぇーかも。



< 45 / 60 >

この作品をシェア

pagetop