冷たい彼に恋をしました。。
「いやっ!!離して。

亀井くんなんて好きぢゃないから、私が好きなのは郡先輩なの。

離して‥‥よ」


押し返そうと力を入れても、男の力には勝てなくて、そんな亀井くんは、どんどん、顔を近づけてくる。


いやだ。


キスするなら、大好きな郡先輩がいい。


涙が、頬を加速する。


ドン、と急に手が解放され、暖かい大きな手が私を包んだ。



「なにしてんの?」



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