彼女が消えるその瞬間まで
俺の耳の障害は重度のヤバいやつで、どんな手を使っても普通の人の耳にはならないそうだ。



でも、俺はそれでもかまわないと思っている。



耳のせいで、周りから疎まれることも、バカにされることも馴れた。




だから、俺は気にしない。





こんな俺でも、姫百合や松ちゃんは俺を必要としてくれている。


友達として、普通に接してくれている。





だから、俺は耳のことなんてどうでもいい。









. .
昔憧れていたアレをするなら話は別だが。



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