彼女が消えるその瞬間まで
「たしかに、キレイ。君の名前にピッタリかも」


「ほんとー?やったぁー!ありがとー」



彼女は子供のように、元気にはしゃいだ。



「姫百合、ちょっとトイレ借りてもいい?」



「いいよー!」



彼女にありがとうの気持ちで会釈をして、部屋を出た。





トイレはどうやら、1回にあるらしい。


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