代書屋
日馬「なんで餃子ハニー飲まないの」
大海「なんだその名前。ふざけんな。マスター、顔出せ」
日馬「マスターはシャイなんだよ。勘弁してあげて…」
大海「ピンチヒッターってなんなんですか。聞いてないんですけど」
日馬「代書屋は、私の姉の仕事よ。私は、その妹。」
大海「妹?お姉さんは?どちらにいらっしゃるんですか。」
日馬「ちょっと急用でね、、、」
大海「急用?急用ったって、わたし、この約束、何週間も前から、メールで取り付けて、、、その頃にはもう、やり取りしてたのは、あなただってことなのかしら、妹さん、コノヤロー。」
日馬「コノヤローっつった?」
大海「言ってないわよ。」
日馬「その頃は姉です。私は、今朝、電話をもらって、姉から、急にね、呼び出されて、それで、準備して、ここに居るんだから。あなたが初めてじゃないのよ。」
大海「え、、、」
日馬「姉は、人気があるし、代書屋はね、とても神経の使う細やかな仕事なのよ。だから、休息も必要で。。今日は、だから、とにかく、来られないからって連絡があったから、、私も仕事なんとか都合できましたしね、、あなたの力に少しでも、役不足ですけど。なれればと思って。」
大海「だって、、それは、、役不足ですよ、、」
日馬「だから1000万はいらないわ。」
大海「え?」
日馬「まあもとより、詐欺みたいなもんだし、本職じゃないんだから、わたし。もう、友人みたいなものね。」
大海「違いますよ。」
日馬「違うけど。」
大海「違いますよ」
日馬「えらく念を押すじゃないか」
大海「だって、違うから。。。」
日馬「まあそうなんだけど。さ、じゃあ、あなたの復縁に一役買いますか」
大海「可能なんですか。素人のあなたに。」
日馬「おお、けんかを売ってるのか。てめえ」
大海「だって、、、こっちゃ、、、必死なんですから。。わらをも掴みたいっていうか」
日馬「わらです」
大海「わらはいやだ!!」
日馬「どっちなのよ」
大海「どうしても取り戻したいんです、愛を。」
日馬「それは分かんないよね」
大海「え?!何。もう弱音」
日馬「そんなのは、言っておきますけど、姉だって無理でござるよ」
大海「ござる。え?」
日馬「私たちにできるのは、、、出来るだけ正確に、、あなたの気持ちを、先方にお伝えすること、、違いますか」
大海「そうですけど。。。」
日馬「どう出るかは向こうが決める」
大海「そうですけど。。。」
日馬「最善は尽くします。」
大海「よろしくお願いします。」
日馬「それでは、もう少し聞き取り調査からやらせて下さい。」
大海「はい。。。」
第一場 幕
大海「なんだその名前。ふざけんな。マスター、顔出せ」
日馬「マスターはシャイなんだよ。勘弁してあげて…」
大海「ピンチヒッターってなんなんですか。聞いてないんですけど」
日馬「代書屋は、私の姉の仕事よ。私は、その妹。」
大海「妹?お姉さんは?どちらにいらっしゃるんですか。」
日馬「ちょっと急用でね、、、」
大海「急用?急用ったって、わたし、この約束、何週間も前から、メールで取り付けて、、、その頃にはもう、やり取りしてたのは、あなただってことなのかしら、妹さん、コノヤロー。」
日馬「コノヤローっつった?」
大海「言ってないわよ。」
日馬「その頃は姉です。私は、今朝、電話をもらって、姉から、急にね、呼び出されて、それで、準備して、ここに居るんだから。あなたが初めてじゃないのよ。」
大海「え、、、」
日馬「姉は、人気があるし、代書屋はね、とても神経の使う細やかな仕事なのよ。だから、休息も必要で。。今日は、だから、とにかく、来られないからって連絡があったから、、私も仕事なんとか都合できましたしね、、あなたの力に少しでも、役不足ですけど。なれればと思って。」
大海「だって、、それは、、役不足ですよ、、」
日馬「だから1000万はいらないわ。」
大海「え?」
日馬「まあもとより、詐欺みたいなもんだし、本職じゃないんだから、わたし。もう、友人みたいなものね。」
大海「違いますよ。」
日馬「違うけど。」
大海「違いますよ」
日馬「えらく念を押すじゃないか」
大海「だって、違うから。。。」
日馬「まあそうなんだけど。さ、じゃあ、あなたの復縁に一役買いますか」
大海「可能なんですか。素人のあなたに。」
日馬「おお、けんかを売ってるのか。てめえ」
大海「だって、、、こっちゃ、、、必死なんですから。。わらをも掴みたいっていうか」
日馬「わらです」
大海「わらはいやだ!!」
日馬「どっちなのよ」
大海「どうしても取り戻したいんです、愛を。」
日馬「それは分かんないよね」
大海「え?!何。もう弱音」
日馬「そんなのは、言っておきますけど、姉だって無理でござるよ」
大海「ござる。え?」
日馬「私たちにできるのは、、、出来るだけ正確に、、あなたの気持ちを、先方にお伝えすること、、違いますか」
大海「そうですけど。。。」
日馬「どう出るかは向こうが決める」
大海「そうですけど。。。」
日馬「最善は尽くします。」
大海「よろしくお願いします。」
日馬「それでは、もう少し聞き取り調査からやらせて下さい。」
大海「はい。。。」
第一場 幕