代書屋
日馬「突然のことだったわね、、」

大海「車と正面衝突だなんて、、あたし、、無理です、、」

日馬「お気持ちお察しするわ、、とにかく今は、体を拭きなさい」

大海「意味ないです、、」

日馬「いいから拭きなっての!」

日馬、拭きながら、大海を抱き締めてあげる。

大海「わたし、本当に生きていける自信がないんです、、」

日馬「生きていける自信なんて誰もないものよ、、」

大海「幸せの絶頂だったのに、神様はどうしてこんな酷いことを私に、、」

日馬「分からないわ、、」

大海「生きていたくないんです、、一秒だって、、胸が張り裂けそうです、、存在してたくない、、一秒だって、、」

日馬「気持ちは分かるわ、、」

大海「分かるわけないじゃないですか!」

日馬「おっしゃる通りだけども、、」

大海「どっちなんですか、、」

日馬「分かるような、分からないような、、」

大海「この、優柔不断やろう」

日馬「そうよ」

大海「日馬さん」

日馬「なに」

大海「わたし、彼の友人代表で、弔辞を読まなきゃいけないんです、、」

日馬「マジで」


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