王族ワガママ皇子(8才)は生きる。
「えっと、あの、これは何でしょうか?」
「剣だろ!」
「それは分かりますが・・・」
渡された玩具の剣を持つと、皇子は向かい合って剣を構えた。
「しょーぶだ!かかってこいっ!」
窓から差し込む光に照らされた皇子はキラキラと目を輝かせて、自信満々の顔で剣を振り上げてきた。
「わ、分かりました・・・」
「よしっ!よーしゃはしないぞ!」
私が頷くと、皇子は思いきり剣を振り上げた。けれど、私もつい反射的に体を反らせて、自分の剣が避けられた事におどついてる皇子の後ろをとる。
「はっ!」
私が皇子の後頭部に玩具の剣を軽く当てると、皇子は思いきりドンッ!と尻餅をついてしまった。
「わっ!!」
「す、すみません!皇子、つい本気で・・・」
尻餅をついてぼーっとする皇子はゆっくりこちらを振り返った。
「うっ・・・あ・・・う」
「あの、皇子お怪我はありませんか?どこかいた「うっ、うわあああああーん!!負けたぁーっ、えーんっ!」
(うっ、耳が・・・鼓膜が・・・)
皇子が尻餅をついたまま泣き叫ぶ、悔しいのかただただ泣いてる。あまりの声の大きさに思わず耳を塞ぐ。
「剣だろ!」
「それは分かりますが・・・」
渡された玩具の剣を持つと、皇子は向かい合って剣を構えた。
「しょーぶだ!かかってこいっ!」
窓から差し込む光に照らされた皇子はキラキラと目を輝かせて、自信満々の顔で剣を振り上げてきた。
「わ、分かりました・・・」
「よしっ!よーしゃはしないぞ!」
私が頷くと、皇子は思いきり剣を振り上げた。けれど、私もつい反射的に体を反らせて、自分の剣が避けられた事におどついてる皇子の後ろをとる。
「はっ!」
私が皇子の後頭部に玩具の剣を軽く当てると、皇子は思いきりドンッ!と尻餅をついてしまった。
「わっ!!」
「す、すみません!皇子、つい本気で・・・」
尻餅をついてぼーっとする皇子はゆっくりこちらを振り返った。
「うっ・・・あ・・・う」
「あの、皇子お怪我はありませんか?どこかいた「うっ、うわあああああーん!!負けたぁーっ、えーんっ!」
(うっ、耳が・・・鼓膜が・・・)
皇子が尻餅をついたまま泣き叫ぶ、悔しいのかただただ泣いてる。あまりの声の大きさに思わず耳を塞ぐ。