王族ワガママ皇子(8才)は生きる。
泣きました。
「うっ、あ・・・うっ」
慰めたら泣き止んだものの、涙と鼻水で皇子の服や私のハンカチもぐちゃぐちゃになり、ティッシュがあちこちに散らばっていた。
「何もそんなに落ち込まないでも・・・」
「うっ、うるさひっ!エイデンよべっ!」
「噛んでます、ルイス皇子。エイデンさんは荷造りをしてるので、お邪魔したらだめです」
「ううっ・・・だって、エイデンいきなりでてくっていいだしたからだっ!」
「皇子様、エイデンさんは出ていくんじゃなくって、お暇を取るだけです。すぐにもどっ「そーいうのはいらないっ!今までだって、そーやって・・・っ」
(寂しいのかな、また7才だもんね。口には出さないけど・・・そうやって、出ていったまま二度と会えなかった事があるのかな)
「エイデンだって、でてく気って・・・聞いたんだからな」
皇子はどこか寂しそうに呟いていた。