ミステイクX X X *SS*
山下君とお洒落なイタリアンに来た。

「山下君 素敵な店知ってるんだね。」
「ここ、親戚の店なんだ。待ってろよ上手いもん食わせてやるから。」

「ふふ、山下君が料理する訳じゃないのに」
「まぁそうだけど…間宮嫌いなものある?」

「そうだな…山下君かな?」
「へっ俺?お前 俺嫌いって?」

「嘘だから。嫌いなものはないから…」
「誰かを嫌いって言いたくて。」

「今のタイミングはおかしいだろ?」
「さすが間宮、栗本を落とす女…」

えっ?今なんて言った山下君?
「栗本が悩んでるんだよ。アイツが…」

「意味がわかんないよ。栗本君、最近LINEもないし、連絡とかないよ」

「それに東京でも彼モテメンだったし、本社でも彼のファンいるじゃない。反対に何で私。おかしいじゃない?」

「何で?間宮はいい女だと思うよ。俺近くにいるから わかるし。」

イケメンにいい女とか 言われ慣れてない私は、もぅ恥ずかしくて顔上げれないよ。

「間宮…」
「えっ何で?栗本君…」
「会いたかったから来たよ…」

何それ、反則技なやつだ…女の子なら誰でもキューンだよ しかも超絶イケメンのデレ付き。レア過ぎて顔から火がついて燃える、萌える…

一回休憩入ろう…落ち着け私。
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