ミステイクX X X *SS*
いつの間にか山下君は 気を利かせいなくなって、栗本君と二人きりになっていた。

「栗本君、お腹空かない?」「ほら そういう気が付くところが、ポイント高いんだ。お酒も頼んでよ。」

「結局飲むんだ…フフ」「何だよ…シラフだと恥ずかしい俺的に…」「いつも私はシラフなんだけどな…」「い~の、亜湖は…」

ドキン…
初めて呼ばれた 好きな人に…!?えっ…好きな人?

私栗本君が好きなんだ。カァ~っ今急激に顔にきた…ヤバい、バレちゃう。

「何…亜湖?」「わざと面白がって言うのなし。」

「ん、さっきの仕返し。」バレてた?デレの栗本君見過ぎてた?

ならば…「斗真のバカ…」

「…」
「…」
「なぁ 心臓止まりそうだから止めて」
「やだ、斗真」

「こいつ…」斗真は私を抱きしめた…人生で今1番幸せかもしれない私…斗真も幸せだといいな…
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