赤色切断
壊れるもの
柊瑠璃編
8月9日午後16:25
私は今、尾行している。
誰を、とは言わなくても分かるだろう。
いつもは尾行なんてしないのだが、今日はしなければならない。
日向くんが同クラの女子に呼ばれた。
日向くんが体育館裏に入って行く。
バレないように、遠くから見守る。
女子が来た。
出席番号12番、河口 恵実
地味だが、賢く胸が大きい。
男子からも結構人気がある。
だからと言って、日向くんと私を邪魔するなら、何があっても壊させてもらう。
日向くんと恵実が話している。
恵実が両手を合わせて、何か頼んでいる。
日向くんがにっこりと笑う。
最悪だ。
内容は聞こえないが、アレだろう。
河口恵実、壊させてもらう。
私の為にそして、日向くんの為に…
いなくなってもらう。
8月9日午後16:25
私は今、尾行している。
誰を、とは言わなくても分かるだろう。
いつもは尾行なんてしないのだが、今日はしなければならない。
日向くんが同クラの女子に呼ばれた。
日向くんが体育館裏に入って行く。
バレないように、遠くから見守る。
女子が来た。
出席番号12番、河口 恵実
地味だが、賢く胸が大きい。
男子からも結構人気がある。
だからと言って、日向くんと私を邪魔するなら、何があっても壊させてもらう。
日向くんと恵実が話している。
恵実が両手を合わせて、何か頼んでいる。
日向くんがにっこりと笑う。
最悪だ。
内容は聞こえないが、アレだろう。
河口恵実、壊させてもらう。
私の為にそして、日向くんの為に…
いなくなってもらう。