直感的結婚~恋はこれから~
「美琴、一緒に入ろう」
「恥ずかしいから無理。絶対無理です」
長いキスのあとに熱い瞳で私を見つめる彼から出たセリフを私は躊躇うことなく拒否する。
一緒に入るなんて絶対に無理。水着を着て入るならいいけど、真っ裸で入るなんて有り得ない。
首を何度も横に振った。
だけど、私の拒否はさらに拒否されてしまった。
「美琴ー、入るよ。いいー?」
「ああ! 待って、待って!」
「まだー?」
「はい、どうぞ」
結局私が折れて、一緒に入ることになった。
服を脱ぐところから見られるのは嫌だから先に入りたいと私はせめての懇願した。だから、私の後から泰士さんが入ることになる。
こんな形で裸を見られるなんて。一応今夜はホテルに泊まるからとそれなりに昨日から覚悟は決めていた。彼が好きだから求められたら、ちゃんと応じようと強く決めていた。
でも、こんな展開は予想外だ。
私の予想では……まず泰士さんがお風呂に入って出る。交替で私が入り、泰士さんの待つベッドにのそのそと入り……事を行うというものだったのに。
「恥ずかしいから無理。絶対無理です」
長いキスのあとに熱い瞳で私を見つめる彼から出たセリフを私は躊躇うことなく拒否する。
一緒に入るなんて絶対に無理。水着を着て入るならいいけど、真っ裸で入るなんて有り得ない。
首を何度も横に振った。
だけど、私の拒否はさらに拒否されてしまった。
「美琴ー、入るよ。いいー?」
「ああ! 待って、待って!」
「まだー?」
「はい、どうぞ」
結局私が折れて、一緒に入ることになった。
服を脱ぐところから見られるのは嫌だから先に入りたいと私はせめての懇願した。だから、私の後から泰士さんが入ることになる。
こんな形で裸を見られるなんて。一応今夜はホテルに泊まるからとそれなりに昨日から覚悟は決めていた。彼が好きだから求められたら、ちゃんと応じようと強く決めていた。
でも、こんな展開は予想外だ。
私の予想では……まず泰士さんがお風呂に入って出る。交替で私が入り、泰士さんの待つベッドにのそのそと入り……事を行うというものだったのに。