直感的結婚~恋はこれから~
どうして真上に顔があるの?
「おやすみのキスはしなくちゃいけないよね」
「いえ、そんな決まりはない……」
最後まで言い終わらないうちに口は塞がられる。本日2回目のキスは結婚式の軽いキスとは違った。深いキスに私の心臓はどくんどくんと大きく動く。
そんな動きに彼は気付いていない。少し離れたかと思うと角度を変えて、何度も何度も深く……私の咥内を味わっていた。
必死に応えようとするけれど、濃厚なキスに息があがってしまう。
「美琴……かわいい……」
満足した彼は甘い言葉を囁いて、隣にごろんと転がる。私の体はキスだけで熱くなっていた。
こんなキスは初めて。
「美琴とのキスが気持ちよくて……止まらなくなるとこだったよ。でも、今夜は我慢する。続きはお互いが好きになってからね」
ちらっと横目で私を見る顔は頬が上気していて色っぽく見えた。
まだ心臓が大きく動いている私はこくりと頷いて答えることしか出来ない。
これが精一杯の意思表示。
いつかこの続きを……その先を考えるだけで体の熱は当分おさまらなく、胸に手を当て小さく深呼吸を繰り返した。
いつのまにか寝ていて、気付いたら朝になっていた。
「おやすみのキスはしなくちゃいけないよね」
「いえ、そんな決まりはない……」
最後まで言い終わらないうちに口は塞がられる。本日2回目のキスは結婚式の軽いキスとは違った。深いキスに私の心臓はどくんどくんと大きく動く。
そんな動きに彼は気付いていない。少し離れたかと思うと角度を変えて、何度も何度も深く……私の咥内を味わっていた。
必死に応えようとするけれど、濃厚なキスに息があがってしまう。
「美琴……かわいい……」
満足した彼は甘い言葉を囁いて、隣にごろんと転がる。私の体はキスだけで熱くなっていた。
こんなキスは初めて。
「美琴とのキスが気持ちよくて……止まらなくなるとこだったよ。でも、今夜は我慢する。続きはお互いが好きになってからね」
ちらっと横目で私を見る顔は頬が上気していて色っぽく見えた。
まだ心臓が大きく動いている私はこくりと頷いて答えることしか出来ない。
これが精一杯の意思表示。
いつかこの続きを……その先を考えるだけで体の熱は当分おさまらなく、胸に手を当て小さく深呼吸を繰り返した。
いつのまにか寝ていて、気付いたら朝になっていた。