心のナカに写るモノは
本当はもっと寝ていたいけれど、私にはやることが山積みなのだ。





それに今日は野いちご学園の入学式。




遅刻など許されない。




私はそっと階段を降りて朝の支度をする。




すると─





「ワンッ!ワンッ!」





下を向けばいつもの顔。
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