夏恋サマードロップ
午前の授業が終わり3人で

お昼を食べようとした時…

「恋いる?」

「奏汰?どうしたの?」

「いやあのさぁお昼一緒にどう?」

「えっと…」

行きたいのは山々なんだけどヨッシーと咲海がいるし…

「恋行ってきなよ!ねぇヨッシー?」

「別に?俺に聞かなくても…」

「じゃあ…準備するから先に行ってて?」

「わかった!屋上な?」

「うん」

ガラガラ。

「恋やったじゃん!かいちょーとお昼デートだよ!」

「もう咲海!デートじゃないし」

「和泉、早く行った方がいいんじゃない?」

「うん…二人ともありがとう!行ってきます!」

ガラガラ。

「ねぇヨッシーさ」

「何?」

「ぶっちゃけさ恋の事好きでしょ」

「好きだけどなに…」

「おお言っちゃうんだ!」

「別に隠す必要ないし」

「ヨッシーったら大胆だねぇ♪」

こんな会話がされているとは知らずに

私は奏汰の待つ屋上へと向かった
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