実は人じゃないんです
「悪性の腫瘍が発見されました」
「は??」
「肝臓に見つかったようですが、もうすでに全身に転移しているようです。もって3ヶ月が限界でしょう」
医者は姉ちゃんのであろうレントゲン写真を写し指差す
「わかりますか、これらは全て腫瘍です」
と、無情に言う
レントゲンの写真に写っていたのはたくさんの腫瘍だった
「…どういうことですか?」
「申し訳ありません。発見が遅れて、手遅れです」
姉ちゃんは癌だった
事故で寝たきりだったため、見つけるのが遅れたようだった
それでなくても肝臓ガンは死亡率が高いという。
「引き続き入院し、治療しますか?」
医者の言葉は淡々としていて
謝る心も
心配する心も
何一つ感じることができなかった
「は??」
「肝臓に見つかったようですが、もうすでに全身に転移しているようです。もって3ヶ月が限界でしょう」
医者は姉ちゃんのであろうレントゲン写真を写し指差す
「わかりますか、これらは全て腫瘍です」
と、無情に言う
レントゲンの写真に写っていたのはたくさんの腫瘍だった
「…どういうことですか?」
「申し訳ありません。発見が遅れて、手遅れです」
姉ちゃんは癌だった
事故で寝たきりだったため、見つけるのが遅れたようだった
それでなくても肝臓ガンは死亡率が高いという。
「引き続き入院し、治療しますか?」
医者の言葉は淡々としていて
謝る心も
心配する心も
何一つ感じることができなかった