実は人じゃないんです
「・・・えと・・・あんまりこの神社って来る人が少ないですよね。姉はよく来るみたいなんですが、神社に人がいるって聞いたことがなくて」
「お姉さん・・・?」
「はい。あまり人が来ないって聞いていたのに先客がいたことにびっくりしてしまって」
「え、ちょっとまって!」会話に静止を求められた俺は口を閉じる
少女は目をキラキラさせて俺の顔を覗いた
「先輩の弟さん??!!」
「は?」
「バレー部のあの英雄の・・・?」
「あ、はい。たぶんそうですね」
あのうっかりものの姉ちゃんは実はスポーツが得意
バレー部のキャプテンをしていた姉ちゃんの時代は全国優勝という輝かしい歴史を残した
「・・・・っあ、いや、うん・・・・そう」
急に目線をそらした少女。だけど若干顔が赤い
テンションが急に上がったことが恥ずかしいのだろう
(うわ、すごいかわいい)
雨はまだまだ止みそうにない
もう少しはなせそうだ
「だったら、あなたもバレーが得意・・・?とか?」
「バレーは・・・まだしたことはないですけど、バスケなら中学で」
少女は嬉しそうにかすかに笑みを浮かべながら俺に言った
「・・・そう・・・ねえ、またここに来てくれたり・・・?しないよn」
「っき、きます。」
少女の言葉を聞く前に俺は返事をしていた
少女は驚いて、クスリと笑った
「・・・バスケットのボールを持ってきてくれたりしないかな。しているところを見てみたくて」
「もちろんです」
雨が少しずつ弱くなってきた
もう少しこの時間が続けばいいのに
「私は ”ヒナタ” 呼び捨てでいいわ。敬語もいらない」
「わかりま・・・わかった。
俺は ”アオイ” 次はいつ来ればいいかな」
「そうだね。一週間後の今日。またここで」
「お姉さん・・・?」
「はい。あまり人が来ないって聞いていたのに先客がいたことにびっくりしてしまって」
「え、ちょっとまって!」会話に静止を求められた俺は口を閉じる
少女は目をキラキラさせて俺の顔を覗いた
「先輩の弟さん??!!」
「は?」
「バレー部のあの英雄の・・・?」
「あ、はい。たぶんそうですね」
あのうっかりものの姉ちゃんは実はスポーツが得意
バレー部のキャプテンをしていた姉ちゃんの時代は全国優勝という輝かしい歴史を残した
「・・・・っあ、いや、うん・・・・そう」
急に目線をそらした少女。だけど若干顔が赤い
テンションが急に上がったことが恥ずかしいのだろう
(うわ、すごいかわいい)
雨はまだまだ止みそうにない
もう少しはなせそうだ
「だったら、あなたもバレーが得意・・・?とか?」
「バレーは・・・まだしたことはないですけど、バスケなら中学で」
少女は嬉しそうにかすかに笑みを浮かべながら俺に言った
「・・・そう・・・ねえ、またここに来てくれたり・・・?しないよn」
「っき、きます。」
少女の言葉を聞く前に俺は返事をしていた
少女は驚いて、クスリと笑った
「・・・バスケットのボールを持ってきてくれたりしないかな。しているところを見てみたくて」
「もちろんです」
雨が少しずつ弱くなってきた
もう少しこの時間が続けばいいのに
「私は ”ヒナタ” 呼び捨てでいいわ。敬語もいらない」
「わかりま・・・わかった。
俺は ”アオイ” 次はいつ来ればいいかな」
「そうだね。一週間後の今日。またここで」