明日が来るまでそばにいて
本当の気持ち
私はいまから自分の気持ちを直哉に全部話そうと思う。
これで離れていっても後悔はしない。
「直哉、私直哉に言いたいことがあるの。長くなるかもしれないけど聞いてくれる?」
「うん、ゆっくりでいいよ。全部聞くから。」
優しい言葉で返す。
「私、高1のときにあることがあって笑えなくなった。世界に色がなくなったんだ。
毎日がつまらなくて、いいことなんて1つもなかった。明日なんか来なくていいってずっと思ってた。病気におかされてるって知ったとき、私は神様にすごく嫌われてるんだなって。白と黒の世界がさ、真っ黒になったんだ。
でもね、直哉と出会ってから変わっていった。
直哉は笑えなくなった私を笑わせてくれた。
私に色を教えてくれた。
真っ黒だった世界に色をつけてくれた。
明日がきてほしいって心から思えるようになった。大嫌いだった自分をすこし好きにさせてくれた。
思い出したくもない過去と向き合う事ができた。
全部、直哉のおかげ。
直哉がいるから私は明日も生きたいって思える。
私ね、いつのまにか直哉のことが好きになってました。
大好きになってました。
好きになってしまったことを許してください。それと、、、」
自分で話してる途中に涙が溢れた。
続きを言わなきゃいけないのに、
その先に言うことが本心じゃなくて、
涙がとまらない。
ここで最後まで言ってたら、
直哉も傷付かなくてすんだのかな?
直哉が口を開いた。
「俺も本当のこと言うわ。
俺、前から美羅のことが好き。
美羅の笑った顔が好き。
ずっとそばにいたい。
お前と一生一緒にいたい。
お前のことが大切。
失いたくない。」
こらえていたんだろう。直哉の目から涙が落ちた。
私が直哉のことを苦しめていたんだ。
直哉は泣いてたんだ。
私の前で泣かないだけで。
直哉は私を抱きしめた。
私の大好きな匂いがした。
ホッとする匂い。
そのまま、直哉はそっと私にキスをした。
直哉との初めてのキスは涙のしょっぱい味がした。
その後のことはあまり覚えていない。
多分疲れ切って寝ちゃったのだろう。
でも寝心地がとても良かったのは覚えている。
直哉、大好き。
これで離れていっても後悔はしない。
「直哉、私直哉に言いたいことがあるの。長くなるかもしれないけど聞いてくれる?」
「うん、ゆっくりでいいよ。全部聞くから。」
優しい言葉で返す。
「私、高1のときにあることがあって笑えなくなった。世界に色がなくなったんだ。
毎日がつまらなくて、いいことなんて1つもなかった。明日なんか来なくていいってずっと思ってた。病気におかされてるって知ったとき、私は神様にすごく嫌われてるんだなって。白と黒の世界がさ、真っ黒になったんだ。
でもね、直哉と出会ってから変わっていった。
直哉は笑えなくなった私を笑わせてくれた。
私に色を教えてくれた。
真っ黒だった世界に色をつけてくれた。
明日がきてほしいって心から思えるようになった。大嫌いだった自分をすこし好きにさせてくれた。
思い出したくもない過去と向き合う事ができた。
全部、直哉のおかげ。
直哉がいるから私は明日も生きたいって思える。
私ね、いつのまにか直哉のことが好きになってました。
大好きになってました。
好きになってしまったことを許してください。それと、、、」
自分で話してる途中に涙が溢れた。
続きを言わなきゃいけないのに、
その先に言うことが本心じゃなくて、
涙がとまらない。
ここで最後まで言ってたら、
直哉も傷付かなくてすんだのかな?
直哉が口を開いた。
「俺も本当のこと言うわ。
俺、前から美羅のことが好き。
美羅の笑った顔が好き。
ずっとそばにいたい。
お前と一生一緒にいたい。
お前のことが大切。
失いたくない。」
こらえていたんだろう。直哉の目から涙が落ちた。
私が直哉のことを苦しめていたんだ。
直哉は泣いてたんだ。
私の前で泣かないだけで。
直哉は私を抱きしめた。
私の大好きな匂いがした。
ホッとする匂い。
そのまま、直哉はそっと私にキスをした。
直哉との初めてのキスは涙のしょっぱい味がした。
その後のことはあまり覚えていない。
多分疲れ切って寝ちゃったのだろう。
でも寝心地がとても良かったのは覚えている。
直哉、大好き。