狼と妖精
そんなやりとりを数時間繰り返すと

ピコンッ



「あっもうこんな時間」

「アァーーーー!僕!会長に会長に!妖精ちゃん見つけたこと言い忘れてたーーーー!」

顔を真っ青にしスマホの画面を見るペットちゃん

んー早く帰らないと好きな番組始まっちゃうなー


「帰ろっか」

「そうだな!よーし!今日は一緒にお風呂に入ったりしようか!」

「離れろ変態!」


ギューーーッと抱きしめられた


あー暑苦しい

「じゃあペットちゃん私達帰るから〜気をつけて帰るんだよーん」

「えぇーーーー!!まっまっ会長にその人のことなんて言えばいいのーーー!?」


「愛人とでも言っておけばー?」


私はそう捨て台詞を残し店を出た
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