孤独な太陽と泣き虫な空
「そんな闇で俺を覗き込む1人の女子がいたのだ。
彼女は笑いながら俺の手をひいて。
そうしてどこかへ俺を連れて行ってくれたのだ」
夢なんてものは忘れてしまうものだから
きっと何シーンか忘れてすっ飛んでしまっていることだろうが。
それでも俺を覗き込むその彼女がなぜか。
なぜか。
「孤独感を増させたんだ。
なんてことなかったのに、起きた途端。
孤独感を突きつけられて
なんだか締め付けられた。」
深い闇に覆われそうになった。
今まで考えもしなかった孤独に気がついてしまうと、
怖くなった。
柄にも無く。
俺ももういい歳であるのに。
なんてガキ臭い話だろう。