記憶。
ちゃんと帰れた?笑
画面を見て安心する。バレてない。
なら この大量の通知は....
彼らのグループだった。
彼らのグループは来週の遊びについて
話し合っていた。
また おぐりんが変なこといっている。
通知を開かなくても
次から次へと会話が続いているため
読むことが出来た。
どうやら私はもう寝たと思われていること
私を起こしてはいけないからと
会話を終わらせてくれる 蛞蝓のなっちゃん
罪悪感と優越感
悪いことをしているのに
わくわくしてしまっている
彼らには分からない
今の私の状態が.....
そのことがたまらなく嬉しかった
私だけが知っている本当のこと。
私はほんと最低ね?
お風呂からあがったTさんは
私を優しく抱いた。
今日の事は私しか知らない。
しあわせ。
そう思いながら
Tさんの腕の中で意識を手放していった