JOKER

驚きラブハプニング

純粋に恋してみたいな…。あたしも…。
そう考えてながらあたしは2人にバレないように屋上を出た。


ちょうど、1時間目が終わった頃だ。行くところもないし2時間目は授業受けようかな。


「あ、結花。サボってたの?」


教室に入るなり大量のノートを集めている琥珀に言われた。


「ああ、うん。てか、このノートの量何?」


琥珀はA4のノートを集めている。しかもすごい量だ。


「ああ、ノート提出だよ。本当は結花が集めないとダメなんだからね?一応、クラス委員長でしょー?」


呆れ顔でノートをあたしに渡してきた琥珀。一気に渡されたノート。かなり重い…。


「何、この量……。」


「クラス全員分だもん。頑張れ、結花。」


琥珀は笑ってそういうとどっか行ってしまった。
少しぐらい手伝ってくれてもいいじゃない!


一旦机の上にノートを置き一呼吸ついた。
仕方がない…。持っていくか…。


あたしは少し憂鬱な気分になりながら重たいノートを持ち職員室に向かった。


「キャー。」


職員室に向かってる途中で女の子叫び声が聞こえた。


「何?」


あたしはそう呟き叫び声が聞こえた方に向かった。


そこは、屋上に繋がる階段で…。



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