* World glasses *+Story of bonus

その先

はぁ、破壊力半端ない。
ずっと好きだった子。だから大切にしたい。

だけど、本当はそんなの建前。莓ちゃんに がっつき過ぎて嫌われたくないだけ…

「莓ちゃん。俺莓ちゃんが大好きだからね。本音言うと…頭の先から爪先まで 全部俺の物にしたい。だけど長い付き合いにしたいから、少しだけ待つ。俺の事、大好きになったら教えて!いい?」

ちょっと格好付け過ぎた?
莓ちゃん、大好きになってくれる?

「///…」

照れて返事をしてくれないの?
我慢出来なくて、ちゅっとキスをして また彼女の甘い唇を堪能した。

「櫂さんのキスは甘い毒。私以外はキス禁止。甘い毒…また欲しいです」

莓ちゃん 俺を撃ち殺すの?
俺をわざと煽ってる?

莓ちゃん、約束するよ…莓ちゃん以外 キスはしない。するわけないのにね…

だけど…毒は全身を痺れさす事が出来るって知ってる?毒には猛毒もあるから…

莓ちゃん 覚悟してね…

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