記憶がなくても
「それです!ありがとうございますでも、どうして」


「俺が寝てたら降ってきたんだよ」


ぜんぜん降らせた記憶ないんだけど!


「ありがとうございました。おかげで助かりました」


そう微笑むとなぜだか彼は顔を赤らめた


「ああ//」

なんで顔赤いんだろう?風邪?春だしね!


キーンコーンカーンコーン

終わりのチャイムが鳴り響く

「じゃあ私いきますねありがとうございました」

私が帰ろうとした時

「おぃ…」

彼が呼び止めた
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