引きこもりが脱出した結果。 seasonⅡ
類side
鈴「幹部にならなるけど。」
え。
いや、姫じゃないってそっちかよ。
なんで幹部に??って考えてると。
恋「ああ、ハッカー方面ってことね。」
鈴「違うよ、バチバチに戦うよ。」
いや、違うんかい。
悪いけど鈴に喧嘩できそうなイメージは全くない。
鈴「じゃあ類適当に殴り掛かってみて。」
『お、おう。』
いや、いきなり俺かよ!!
普通こういうのって、下っ端を倒すところからじゃないのか?
俺この族の総長って忘れたのか?
とりあえず殴り掛かってみるけど、だいぶ手加減する。
元々うざいパンダ以外女を殴る趣味はない。
すると、俺の拳はいとも簡単によけられて、重心の偏った俺の体は宙に浮いていた。
世界が反転する。
思わずこれから来るであろう衝撃に備えて目をぎゅっとつぶった。