愛ノ塊 LOVE二人(百合)
私は、苺莉を起こさないように
服を整え、苺莉の隣で横になった。
隣で寝てる苺莉の寝顔を見ると
いつものように涙が…
私はそっとハンカチで苺莉の涙を拭いた。
苺莉は、母親が亡くなってから
寂しさを隠すように頑張ってた。
苺莉が壊れたのは、
中学を上がってから…
初めて出来た彼氏に騙されて
複数の男子に襲われてから…。
それがきっかけで、雪吹が出てきた。
それから、苺莉は男性恐怖症になり
ずっと傍に居た私を
恋愛対象に見るようになった。