愛ノ塊 LOVE二人(百合)
トイレから出ると、
「杏ー、寝よ?」
眠たそうに言う。
「羽吹は、トイレ良いのか?」
と聞くと
「うん!!!
一人嫌だったから、
杏ーについてきただけ」
と答えた。
ベッドへと潜り込むと、
羽吹は、すぐに眠りについた。
隣で眠る苺莉の頭を優しく撫で、
「苺莉…私も大好き」
と言うと…
「知ってるよ」
とそっと目をあけ
「杏ちゃんが、
私の事好きなの伝わるもん」
と優しく微笑む苺莉に
「あぁ…私も
苺莉が私の事好きなのが伝わる」
と言うと
「なら、良かった
伝わってなかったら、
どうしようかと思ったよ」
「ちゃんと伝わってるから、安心して」
と苺莉にキスをし
お互いの手を握りあって眠りについた。