鬼羅 〜最弱の暴走族〜
「綺羅さん!!鳳蝶の連中が攻め込んで来ました!!」
「あげは...?そいつら俺たちと同盟組んでたはずだろ?」
いつものように倉庫で楽しく過ごしていた時、突然と慌ただしくなる倉庫の中
( 抗争...?何それ )
幼い俺は状況を理解することが出来ず、ただその場に座っていた。
「...濂、お前は早く外に逃げろ。おい村田!濂を頼む」
「分かりました綺羅さん。濂、こっちだ行くぞ!」
状況も理解できないまま外に連れ出された俺。
この時俺が、あんなことしなければ きらにぃは今...
「おい皆!!必ず此処、____を守り抜け!!」
「「オォー!!」」
「俺達にとってこの____は、誇りだ!!」
「「オオー!!」」
「行くぞ!!!」
遠くできらにぃと、みんなの声を聞きながら
俺は外に身を隠した。