生きてあなたを愛したい
「お前は綺麗だ…葉月」



そう言って俺は葉月の首筋にキスをした。


「いっ…」





少し痛かったのか声を漏らした葉月。
葉月の首には赤いキスマークがついていた。


俺は満足げに笑った。




「いい?」

「優しくしてね…」


ふわっと笑った葉月。


俺はキスをしながら行為を進めた。





真っ暗な部屋の中、俺達の影は一つになった。




その夜、何度も葉月を求め、もう離さないとお互いに誓った。
















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