生きてあなたを愛したい
「「い、妹!?」」
「そー。双子の妹〜」
「「「「双子!!??」」」」
「「葉月様が!?」」
「なに、俺ら見て似てると思わなかったの?」
あ、様付いた…。
そうだね、私に媚び売っとけば皐月とも仲良くなれるし、皐月と仲良くなれば優雅立ちとも仲良くなれる。
「はぁー…。面白かった面白かった」
ずっと笑っていた藍音が棒読みで言った。
「俺らの姫にそういう事言う勇気あるんならさ、俺たちに存在消される覚悟でもしといて。
…詩音から聞いてるから。お前らだろ?前に葉月にけがさしたの」
あの時、柊雅君と出会ったんだっけ。
「「ひっ…」」
柊雅君と皐月と藍音の殺気が女子達を襲う。
青ざめた女子達は、ご、ごめんなさい!!!と言いながら走って行った。