生きてあなたを愛したい


「皐月…てめぇ覚えてろよ…」

「はいはい。明日になったら忘れるかも」

「てめぇ…」






いいタイミングで、組員が「はいはい、若。行きますよ〜。車で圭斗さん待ってますから」と言った。



げ、と顔を歪めた優雅。



半ば引きずられるように帰っていった。




その後、我に返ったように先に葉月の元へ向かった風翔さんを追いかけた。









< 204 / 323 >

この作品をシェア

pagetop