生きてあなたを愛したい


ーーーーーーー30分後


「内藤!!!!」

倉庫の入口にいた内藤の部下達はなんとか倒した。


「おやおや、遅いご登場で。さっきのもう1人の女もボコボコにしてやろうかと思ってたところだ。あいつもよく鳴くだろうなぁ」


ニタニタと笑って、手に持っているシルバーの銃をブラブラと遊ばせる。

龍真が怒っている。



「もう既に死にかけの女も殴られながら誰かに謝ってたなぁ。みてて楽しかったよ」

もう周りが見えなくなってきた。

何も考えずに、俺は走り出した。


他の奴らも、殺気を全開にして内藤の所へ走る。
内藤は笑いながら部屋の中に入っていった。




あそこに…2人がいる。



あそこに、葉月が…。

俺は扉を蹴り飛ばした。
すぐに目に入ったのは至る所から血を流してぐったりと目を閉じている葉月。



すぐ側には柱に縛られた真帆。
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